健体康心

 皆さんお元気ですか。今日は健康の話をしようと思います。ところで健康、健康といいますが、いったい健康とはどんな状態のことをいうのでしょうか。健康とは病気でないこと。たしかにそうなのですが、でも病気でないだけが健康かというと、どうもそうではないようです。

 WHO、世界保健機構という世界的機関が定めた「健康」とは、次の7つの条件を満たしたものを健康というのだそうです。

一、なにを食べてもおいしい事。
二、よく眠れる事
三、すぐに疲れを覚えない事
四、快い便通がある事
五、風邪ぎみでない事
六、体重が変わらない事
七、毎日が楽しく明るい事

いかがですか?これがWHOが定めた健康の条件なのです。なにを食べてもおいしく、よく眠れて、すぐに疲れを覚えない。快い便通があり、風邪ぎみでなく、体重が変わらない。健康の条件として、この一から六まではよくわかります。が、WHOは、なぜか七番目に「毎日が楽しく明るい事」という条件を入れたのです。毎日が楽しく明るいということは、私たちの生き方や心の持ち方。つまりWHOでは、健康とは、単に肉体的に健康なだけでなく、毎日を明るく楽しく生きるという精神的な面の健康も加わって、始めて本当の「健康」というと規定したのです。

 そもそも健康とは、「健体康心」健やかな体と安らかな心という四字熟語が縮まって出来た言葉です。

 与えられた命を本当に健康に生きるためにも、体の健康だけではなく、毎日を楽しく明るく生きるという、そんな明るい心、健康な心、つまり仏の心づくりのたるの努力をしてほしいものです。


 カーッとなるとプッツンし、すぐにキレてしまう人の多い現代。自分の感情を抑えられないために、自分の感情を抑えられないために、自分も他人も不幸にしてしまう愚か者です。自他共に幸せに生きるためには、自己管理力は不可欠なこと。お題目を唱える信仰とは、実はそんな自己管理力を高めるための自己啓発法なのです。

(平成18年10月1〜15日 テレホン説教)

 

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