ボケ予防

 新年あけましておめでとうございます。今年もこのテレホン説教が皆さんのお役に立つようにと願っています。

 顔は覚えているのだが、どうしても名前を思い出せないということが多くなりました。同時に会話の中で、アレとか、ソレとか、あの人という言葉が多くなり、年は取りたくないなあと感じる昨今です。

 ちなみに人間の脳には百四十億個の細胞があり、二十歳までにそれが成長するのだそうです。その百四十億個の脳細胞が、なんと二十歳を過ぎると一日に十万個から二十万個が、ボロボロ無くなっていくというのです。

 三十を過ぎると記憶力が衰えはじめるのはそのためなのです。では、どんなところが欠けていくのかというと、使わない部分から欠けていくのだそうです。

 なんとも恐ろしい話ですが、では救いはないのかというと、大脳は、大切に使うと、なんと七十五歳ぐらいが最高の働きをするというのです。

 老化は二十歳から始まり、必ず誰にもくるものなのです。しかし、その老化にブレーキをかけることはできる、それが訓練だといいます。酒・たばこ・寝不足は大敵。反対に手を使うことが大切。手は第二の頭脳とか、外部の頭脳といわれ、手を使うことによって脳が刺激されてボケを予防するのだそうです。男性より女性の方がボケが少ないのは、炊事・選択・掃除と、手仕事を多くするからだといいます。

 人との出会いを嫌い、部屋に閉じ籠もり、テレビの前でゴロゴロダラダラしている粗大ゴミのような亭主族は、まさにボケの予備軍なのです。流れる水は凍らないといいます。考えてみると「今身より仏身にいたるまで良くたもち奉る」と祈る私たちの信仰は、実は最高のボケ予防法なのです。

(平成19年1月1〜15日 テレホン説教)

 

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